木部シミ落とし再塗装
お世話になっております。塗巧です。
本日は木部のシミ落としについて記事にしたいと思います。
玄関の建具ですが、雨や手垢などで黒くくすんでいるのがわかるかと思います。この建具をシミ抜きしていきます。
専用のシミ抜き剤を吹きかけます。
白くシミが綺麗になりました。しかし、元は赤みのある板だったため白さが際立ちます。建具の裏側は元々の赤みのある建具が残っていますので、開けるとギャップが大きいです。
別の箇所になりますが同じような事例です。紫外線にかなりやられ、雨によるしみも目立ちます。
しみ抜きごは綺麗にシミが抜けましたが、玄関同様、赤みがなくなり白木になってしまいます。この場所はリビングからのつながりに
なっているため赤みを戻さないと統一感が出ません。
塗装して赤みを戻していきます。
単色の防腐剤を塗り終わりました。ですが、板ごとの色むらが消えのっぺりとした仕上がりに見えます。
次に、板ごとに色を変え、濃淡を出していきます。
複数枚の板にそれぞれ違う色を塗り濃淡を出しました。ですが、真四角に区切られた板を塗り分けたおかげでパキパキと濃淡が出て、いかにも塗装しました感が出ています。
最後に、木目や、板の表情を書き加え自然な仕上がりを目指します。
木目や濃淡を書き加え、パキパキ感をマイルドにしました。室内との調和もバッチリです。