フラットなブラック塗装を目指して その5

お世話様です。塗巧です。

今日も昨日に引き続き、ブラック塗装をしていきます。

ようやく今日で終わりそうなので張り切っていきます。

仕上げのブラックを吹き付けます。乾くと完全艶消しになります。これを2回吹いて終了です。

ところが、目線の高さに膨れを見つけてしまいました。ポリパテを熱硬化させて時に健全な塗膜を暖め過ぎたことによる内部剥離です。

ごく小さいものだったのでみなかったことにしようというのが頭をよぎりましたが、ここまで1週間この為にやってきて、最後まで精一杯いい仕上げを目指し頑張ります。膨れを剥がし、再度ポリパテを打ちます。熱硬化は怖いので、自然硬化させるために1時間待ちます。

固まったのでパテを削り、サフェーサーから吹き直し、ブラックを塗り直します。

明日まで硬め、問題がなければ完成ですね。一番怖いのは、朝日がダイレクトにこのパネルに注ぎ込み、パネルが高温になることによるパテの膨張です。

この一週間その補修を何度も行いました。パテの素材を変え、さまざまな補強材を試しました。明日の朝日で問題なければいいのですが、

そもそも、サイディングボードを完全なフラットにすることは無茶な要求なんです。自動車板金の様にはいきません。

では明日また報告します。